- 五ヶ瀬川の畳堤を守る会のあゆみ
『畳堤』の保全活動や防災意識の啓発普及活動は、平成13年以降も継続され、また国土交通省、五ヶ瀬川の畳堤を守る会を中心に実施され、延岡市民にも先人たちの知恵、防災意識向上のシンボルとして徐々に認識されるようになってきました。
また、この取り組みや情報発信により、全国的に畳堤が評価されるようになりました。
- 『川の日』ワークショップ準グランプリ
平成22年6月河川文化の発展、水防活動、河川愛護等において功労のあった個人、団体に贈られる賞を受賞しました。

- 公財日本河川協会河川功労者表彰
平成13年7月に開催された『川の日』ワークショップ(東京)にて全国から選抜された68チームの中から、準グランプリを受賞、全国で五ヶ瀬川の畳堤が初めて紹介されました。
河川功労者表彰の受活動内容
- 畳堤の仕組みと歴史の調査研究 「畳堤で街を守る」を作成し
- 学校等へ配布
- 紙芝居を作成、小学校で出前講座を実施
- 「畳堤の詩」CD制作
- 市民防災フォーラム開催
- 畳堤の紹介動画・畳堤の詩 動画作成
畳堤の歴史紹介、学習を目的とした動画を作成。また、桃木まほさんに作詞作曲による「畳堤の詩」のイメージビデオも作成しました。
- 国土交通省水防功労者大臣表彰
調査研究、長年の水防活動にかかる広報・啓発活動が水防思想に多大な貢献をしたと評価され受賞しました。水防活動を行う水防管理団体以外では初の受賞となりました。

- (公社)土木学会選奨土木遺産
平成29年9月に土木遺産の顕彰を通じて、歴史的土木構造物の保存に資する認定制度を設立する土木学会から高く評価され、選出されました。
国土交通省九州地方整備局管内の管理施設では、福岡市の名島橋に続き2番目の受賞だそうです。また、揖保川の畳堤も五ヶ瀬川に引き続き、令和4年に認定されています。

- 水辺の青空美術館
五ヶ瀬川の流れを背景に絵画を鑑賞する「水辺の青空美術館」を令和元年から令和3年まで開催しました。
五ヶ瀬橋から板田橋間の約200m区間の畳堤プロジェクトにて完成した区間に、131枚の市民から提供された絵画が展示されました。
縦180cm、横90cmの板に描かれた力作は非常に壮観でした。



「まちを守れ!畳堤」

「まちを守れ!畳堤」

モニュメント、説明看板

